御影がん哲学外来・メディカルカフェ

こころのともしび


がんと告知されたその日から、
患者さんとご家族は不安に押しつぶされそうになりながら、医師からの難しい説明を聞き、必死で治療を選択します。
今の医療では、説明を終えた医師は、「自分で決めてください」と言うのです。
必死で考えて選択しても、情報が溢れる社会の中にいると、いつも自分は正しかったのかという不安を持ちながら時を過ごしていくことになります。
医療は進歩し、コントロールできるがんは増えましたが「がんと共に生きる」ことは、たやすいことではありません。
また、辛い闘病生活の後に大切な 家族を失った方は、いつまでも消えない後悔や疑問を抱き、心にとげが刺さったような時間を過ごされている方もいらっしゃるでしょう。

長年、医師・看護師としてがん患者さんに関わってきた私たちが皆様の思いを伺います。
忙しすぎる病院の中では出来なかった、自由な心の交流の場を持ちましょう。
抱えている病気や立場は違っても、お茶を飲みながらゆっくりと語り合いましょう。
人は慰められた時に、誰かを慰めることができるのです。

不安や悩みを完全に消すことは出来ないかもしれませんが、
ここに集われたすべての方のこころに、小さくても足元を照らす希望の「ともしび」をともせたらなんと幸いなことでしょうか。

がん哲学外来


がんに関する不安や悩み、「生きるとは何か」について個別に対話します。
(治療などに関する医学的なアドバイスを行うセカンドオピニオンではありません。)

1人/30分   ※要予約   17:30〜 / 18:10〜

予約の申し込み

メディカルカフェ


患者さん・ご家族・ご遺族・医療従事者がそれぞれの立場を超えて集います。
お茶を飲みながらリラックスして自由に対話しましょう。

予約不要(時間内は自由に出入り可)

日程案内

ご報告

第45・46・47回「御影がん哲学外来・メディカルカフェ こころのともしび」


6月29日、7月6日、7月18日にこころのともしびを開催しました。

梅雨の不安定な天候の日も、また真夏のような炎暑の日にも、毎回沢山の方々にお集まりいただき感謝しております。

この場で何度か顔を合わせ、それぞれの状況や立場を知ると安心感を与え合う関係ができてきます。リラックスできる場に信頼できる存在が居れば、固く閉ざしていた人の心がだんだんと開かれていくようです。
私たちを信頼して本当は他人に見せたくない弱さを見せてくださる時、長い間誰にも話せなかったことを打ち明けてくださる時、私たちはその正直な勇気ある姿に感動します。
聞く者たちはその方を理解したいという思いにかき立てられ、発する一言一言に集中するだけでなく、まなざしや表情からも何かを受け取ろうと目と心を向けて聴きます。
私たちはただ黙って聞くことしか出来ませんが、聞いている者たちのうちには確かに「今わたしはあなたのためにここに居ます」という愛があり、その場はありのままの姿を尊重し見守りたいという決意ある空気に包まれます。
その空気を受け取って生き生きと語る姿に、変わりたいという願いと、きっと変われるという希望の光を見ました。
そして聞かせていただいた私たちは、ありのままのその方が愛すべき存在であるということをしっかりと心に留めました。
先日はそんな時間を過ごすことができ、深く感動をおぼえました。
肉体の傷が自然に治癒していくように、心や魂の傷にも回復する力があります。
自分のストーリーを語ることは、自分を冷静に客観視することであり 自分の弱さや恐れを語ることは、自分自身を認めることです。
他者に語ることは、「自分自身で気付き悟る」癒しと回復の大きな一歩につながります。
集うお一人お一人のお陰で、この場が安心して語れる温かい愛のある場、癒しの空間になっていることを感謝します。

過去の記事はこちら→

ごあいさつ
日程と予約のご案内
交通アクセス
がん哲学外来とは

「がん哲学外来」「メディカルカフェ」いずれも料金は無料です。 不明な点、疑問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
TEL:078-841-0795 FAX:078-862-3017 メールアドレス: jesus_tomoshibi@yahoo.co.jp